自分の生活の中にニキビの原因が隠れているかも
思春期になってから大人になった後も、女性をずっと悩ますニキビ。
ツルツルで綺麗な肌に憧れる女性たちの中には、ニキビを消そうと色んな美容液を使ってみたり、サプリなどを飲む人もいますが…
でも実は、ニキビは自分の乱れた生活習慣が原因になっているかもしれないんです。
ニキビができる原因をちゃんと知り、その原因を正す事からます始めてみませんか?
ニキビができる原因
思春期にできるニキビは、女性が子供から大人の体へと成長する時期に分泌される成長ホルモンというものが原因だと言われています。
そして大人になってからのニキビも、女性ホルモンのバランスの乱れが原因になっていると考えられているのです。ニキビ以外にも、この女性ホルモンが原因で女性の様々な肌トラブルが起こると言われています。
種類の女性ホルモン
女性ホルモンは2種類存在します。
エストロゲン・プロゲステロンと言われているものです。
エストロゲンは生理周期の安定と、女性らしい体のラインを形成したり美肌効果のあるホルモンと言われています。
更年期が過ぎ生理が終わると、このエストロゲンの分泌が止まるらしいです。
プロゲステロンは皮脂の分泌を促し、精神を安定させる役目があるそうです。また、基礎体温を上昇させたり乳腺を形成したりと、妊娠に欠かせないホルモンとも言われています。しかし一方で最もバランスを崩しやすいホルモンともされているんです。
このエストロゲンとプロゲステロンが女性が健康で美しい体を維持するための大事なホルモンであり、そしてこの2つのホルモンが乱れる事で肌トラブルが起こりやすくなってしまうのです。
生理前はプロゲステロンの量がエストロゲンよりも増える事でニキビができやすくなると言われています。
生活習慣による原因
ニキビができるのはホルモンバランスの他に生活習慣が原因だとされています。
また、生活習慣の乱れがホルモンバランスの乱れの原因にもなっているかもしれないのです。
偏った食生活
食べ物は人の体にダイレクトに影響を与えるものです。
なので偏った食生活が栄養バランスを崩し、ニキビをつくる原因になってしまうのです。例えば、油っこいものを食べるとニキビができやすいと聞いた事はありませんか?これは動物性の脂質が皮脂の分泌を過剰にさせているからです。
また、甘いものやコーヒー・紅茶なども良くないとされています。糖分は分解のためにビタミンを使ってしまい、一方カフェインはビタミンの吸収を妨げてしまい、肌に影響を与えてしまうのです。
ビタミンはニキビを治すためにとても必要な要素なのです。なので上記のような食品は摂り過ぎないよう気を付けて、野菜やフルーツを積極的に摂るようにすると良いでしょう。
ストレスや睡眠不足がホルモンを乱している
ストレスを溜めこみやすい現代人。ストレスからくる精神的なものもニキビの原因になっている可能性があります。ストレスが溜まるとノルアドレナリンというホルモンが分泌されてしまい、それにより皮脂が分泌され、ニキビができやすくなってしまうのです。
また、睡眠不足も自律神経の働きが鈍り、皮脂が分泌を増やしてしまい良くありません。
睡眠不足はストレスの原因にもなってしまうので、ホルモンを更に乱してしまい
肌にとっても最悪な状態になってしまいます。
きちんと睡眠をとり十分体を休ませてあげて、なるべくストレスの少ない状態にしてあげましょう。
きちんとした生活習慣を
この他にも、シャンプーなどの洗い残し・間違った洗顔方法など日常のちょっとした事が原因でニキビはできやすくなってしまうんです。
高い美容液やどろあわわ、サプリを飲む前に、まずは自分の生活に原因がないか見直していく事も重要なのです。
生活習慣を見直す事で、ニキビ以外にも体のトラブルや病気を防ぐことが出来ます。正しい生活習慣を送り、健康で美しい体をつくっていきましょう。